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2025年7月15日

高木仁三郎市民科学基金 事務局長交代のお知らせ

 この度、高木仁三郎市民科学基金の事務局長を交代することとなりましたので お知らせいたします。

高木仁三郎市民科学基金    
  代表理事 河合 弘之    
  代表理事 高木 久仁子

退 任(7月31日付)  菅波 完 
新 任(8月 1日付)  村上 正子




高木基金退職のごあいさつ

 ご承知の通り、高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、2000年10月に亡くなった高木仁三郎さんの遺志に基づいて、2000年12月に開催された「高木仁三郎さんを偲ぶ会」で設立が呼びかけられ、2001年9月にNPO法人として正式に発足しました。私は、高木基金の第1回助成選考が一巡した後の2002年9月から事務局を務めてきました。2016年1月からは事務局長を拝命し、2022年からは理事の一員として、高木基金の事業運営に関わってきました。
 高木基金の活動は、福島第一原発事故後に発足した原子力市民委員会の事業を含め、すべて支援してくださる一般のみなさんからの会費や寄付に支えられており、多くの方々の支援をいただきながら、「市民科学」の実践に取り組む仕事は、簡単に答えや成果が得られない難しさがある一方で、大変やりがいのあるものであり、自分自身としても、様々なことを深く学ぶことのできる貴重な機会でした。
 ここ数年、自分自身の年齢も考える中で、これまでに学んできたこと、経験してきたことを整理した上で、自分自身にできることを考え直し、学び直す時間をとりたいと思うようになりました。このような考えから、高木基金の事務局を退職し、理事としても退任することにいたしました。
 私自身は、これからも「市民科学」の実践を目指す当事者の一人として、自分としての取り組みを続けていきたいと考えております。高木基金の業務を通じて、お世話になった支援者や協力者のみなさまに、心からお礼を申し上げます。助成先のみなさまには、ご迷惑をおかけしたことや、果たすべき役割が果たせていなかったことも多々ありますが、ご容赦いただければ幸いです。
 みなさまとは、今後もいろいろな場面でご一緒し、お世話になることも多いと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

菅波 完



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