2005年10月23日

 高木基金委託研究
『核燃料サイクル政策への市民科学アプローチ』
にご支援を頂いたみなさまへ 


高木仁三郎市民科学基金
代表理事 河合 弘之

みなさまには、核燃料サイクル政策に関わる今回の委託研究に「市民研究サポート」をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで、当初の予算を上回る多額のご支援をお寄せいただき、下記の通り、この研究全体の支出を賄う見通しがつきましたことをご報告申し上げます。みなさまのご支援とご協力に、篤く御礼を申し上げます。

この研究については、まず第一の成果として、「核燃料サイクル国際評価パネル報告書」が完成し、原子力委員会新計画策定会議に提出するなど、関係各方面への問題提起を行って参りました。

残念ながら、原子力委員会は、この報告書に盛り込まれた様々な指摘を顧みることなく、「原子力政策大綱案」を決定し、先般、閣議決定がなされてしまいましたが、高木基金と致しましては、「国際評価パネル」の成果をもとに、実現可能な代替案の策定と、さらには、それを政策に反映させるための政治的な働きかけを含め、総合的な取り組みとして、この研究に取り組んで参ります。

今後とも、ご支援、ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。



  『核燃料サイクル政策への市民科学アプローチ』の収支見通し

収 支 項 目 現在までに
確定した金額
最終的な
金額見込み
【収入】みなさまからの市民研究サポート 6,779,000円 7,000,000円
【支出】国際評価パネル 2,648,176円 2,700,000円

代替案の策定

971,170円 2,900,000円

政策に反映させるための働きかけ

0円 500,000円

その他(報告書送料・研究報告会開催費等)

271,850円 300,000円

予備費など

0円 600,000円
支出合計 3,891,196円 7,000,000円

※ 「現在までに確定した金額」は、10月17日までの集計です。また、今後の研究 等に要する追加的な支出への備えも含めて、予備費を見込んでおります。
以 上




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