高木仁三郎市民科学基金 助成研究の概要 (2003年度実施分)


グループ名:沖縄環境ネットワーク
代表者氏名:砂川 かおりさん
研究テーマ:在沖米軍基地による環境問題解決に
向けての市民参加型システム作り
 助成金額: 60万円

研究の概要:2002年12月の助成申込書から
研究の成果:2004年4月の完了報告から

<参考>
助成先のウェブサイト:http://homepage1.nifty.com/okikan/
これまでの助成研究:2002年度実施分

研究の概要 : 2002年12月の助成申込書から

この研究は、在沖米軍基地の環境問題が、日米両政府だけで非公開で議論されている現在の制度を改め、米国における地域レベルの環境回復諮問委員会(関係者が参加して議論する協議会)をモデルにして、米軍基地周辺で発生している環境問題の解決に向けての市民参加型システムづくりを目指す。

具体的には、具志川市在沖海兵隊キャンプ・コートニーのクレー射撃による鉛汚染問題を事例として、地域住民との勉強会や各種環境調査を行い、その結果をもとに、米軍や政府と話し合う場を設定し、鉛汚染問題の解決を政府と米軍に求めていく。その対話のプロセスを通して、米軍基地周辺で発生している環境問題解決に向けた市民参加によるシステムづくりの可能性や問題点を研究する。

さらに、同じ問題を抱える米国、ベトナム、韓国、フィリピンのNGO等と協力して、米軍の活動や基地による環境問題の情報交換や国際ワークショップを開催する。

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研究の成果:2004年4月の完了報告から
◆ 調査研究の概況PDF 511KB ◆ 会計報告 PDF 67KB
◆ 研究レポート
在沖縄米軍基地の環境問題の解決を目指して PDF 422KB
<助成報告集Vol.1,2004掲載>


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