1.エネルギーセキュリティー | |
「中間取りまとめ」では、ウラン資源節約効果が1〜2割あるとして、再処理の方がエネルギーセキュリティの面ですぐれていると結論しているが、これをどう評価するか? | |
2.循環型社会 | |
「中間取りまとめ」では、再処理をした方が「循環型社会に適合」すると結論しているが、これをどう評価するか? | |
3.核拡散 | |
「中間取りまとめ」では、核不拡散性に関して、再処理でも直接処分でもシナリオ間に「有意な差はない」と結論しているが、これをどう評価するか? | |
4.政策変更コスト | |
「中間取りまとめ」では、「政策変更コスト」という独自の費用を算定し、現行の再処理路線から直接処分に転換する場合に、膨大な費用がかかると結論しているが、これをどう評価するか? | |
5.意思決定の手続き | |
・策定会議の人選や進め方など、今回の検討そのものに関する意思決定プロセスの課題 ・原子力政策全般に関わる意思決定プロセスの課題 |
フランク・フォン・ヒッペル | |
アメリ力:プリンストン大学教授 前ホワイトハウス科学技術政策局国家安全保障会議副議長。核・原子力政策の国際的な権威で、その発言は米国内だけではなく国際的に大きな影響力を持つ。 「市民科学」の提唱者。 | |
クリスチャン・キュッパース | |
ドイツ:エコ研究所 ドイツ放射線安全委員会、標準化委員会委員。ドイツ原子力安全委員会委員長であり、同じくエコ研究所のミヒャエル・ザイラー氏とともに、原子力安全研究の国際的権威。 | |
フレッド・バーカー | |
イギリス:エネルギー政策コンサルタント 英国放射性廃棄物処分委員会(英国政府の指名した独立委員会) 委員。原子力・核燃料サイクルに関する経済性評価の権威。 | |
マイケル・シュナイダー | |
フランス:国際エネルギーコンサルタント ドイツ、フランス政府などの原子力政策アドバイザー。WISE-Paris前代表。国際MOX評価研究で高木仁三郎とともに「もう一つのノーベル賞」といわれるライトライブリフッド賞を受賞。 |
吉岡 斉 | (国際評価パネル全体座長) 九州大学大学院教授 高木基金選考委員 | |
飯田哲也 | (研究全体のコーディネーター) 環境エネルギー政策研究所所長 高木基金代表理事 | |
海渡雄一 | 弁護士 | |
橘川武郎 | 東京大学社会科学研究所教授 | |
藤村 陽 | 京都大学大学院理学研究科助手 | |
協 力 | 原子力資料情報室 |
2005年3月 | 研究タスクチームの立ち上げ 海外委員を招き、キックオフミーティング | |
5〜8月 | 海外委員からのレビューコメントを受け 日本側委員のコメントを取りまとめ | |
9月 | 福島県主催の国際シンポジウムで研究成果の発表 | |
9月 | 原子力委員会 新計画策定会議にて報告書を配布。 これについて策定会議としての討論を求める。 | |
10月頃 | 原子力大綱の最終決定へのカウンターイベントなどを企画 |