高木基金助成報告集
Vol.2(2005)が
できました!

高木基金の助成を受けた研究・研修のレポート
です。
高木基金の助成に応募しようとお考えの方は、
ぜひ、過去のレポートをご覧頂き、応募の参考
にして下さい。


報告集の発行にあたって

報告集の目次

こちらから、それぞれのレポートが

ダウンロードできます。

2004年の報告集vol.1(2004)の目次は

こちらです。

注文方法


A4判 86頁 頒価 1,000円(送料込み)






高木基金助成報告集の発行にあたって



高木仁三郎市民科学基金
代表理事 河合弘之


この小冊子は、高木基金の助成を受けて行われた調査研究・研修の報告を綴ったものです。

研究助成を行う基金や財団は数多く存在し、それぞれの団体が様々な形で調査研究報告書を発行しています。それらの報告書が意図するところは、多くの場合、行われた研究活動の成果を記録し、ある意味でのけじめを付ける、というものではないでしょうか。そうであればこそ、それらの報告書は、印刷され、検索可能なかたちで書庫に納められることで、発行の目的を達成することになります。

しかし、高木基金の助成報告集は、それらとは全く異なる、明確な意図をもって編集、発行されています。

私は常々、高木基金は静的なものではなく、動的な「運動体」でありたいと申し上げて参りました。
具体的には、

・基金の主旨に賛同する支援者のみなさまからの会費や寄付を助成の財源とし、
・選考の段階でも、公開プレゼンテーションを通じて、支援者や一般市民の意見を取り入れ、
・助成を受けた調査研究の成果は、基金を通じて支援者や一般市民に還元され
・その助成の成果が評価されることで、基金への会費や寄付が寄せられ、次の助成の財源となる

このような動的なサイクルこそが、高木基金の目指す「運動体」としての姿です。

その意味で、この助成報告集は、高木基金の支援者や一般市民のみなさまに読まれ、活用されてこそ発行の意味があると考えております。そして、支援者のみなさまに、「高木基金に出したお金が役に立った」「これからも支援しよう」と思って頂くことができて、はじめて高木基金としての発展が望めるのだと考えております。

申し上げるまでもなく、高木基金は、2000 年10 月にこの世を去った高木仁三郎の遺志により設立され、仁三郎に続く未来の「市民科学者」を発掘し、支援しようと言う大きな目標を掲げ、試行錯誤の中で活動して参りました。

目指す目標は大きく、実情が追いついていないことも承知しておりますが、仁三郎の残した言葉どおり、あきらめではなく、未来への希望を胸に、一歩一歩進んでいきたいと考えております。

今後とも高木基金にご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。







【助成報告集の注文方法】

ご注文は、お送り先のご住所と必要部数を明記の上、下記の

郵便振替口座に代金を直接お振り込み下さい。

頒価は、1冊1,000円です。送料は当方にて負担します。

郵便振替口座00140−6−603393
加入者名高木仁三郎市民科学基金

















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