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トップページ > 高木基金の取り組み >PFAS評価書の重大な疑義に関する記者会見

 

★ 2025/3/3追記:当日配付資料「PFAS評価書」検証レポート ダウンロード ★

開催概要 / プログラム

 食品安全委員会(以下、「食安委」)は2024年6月、「評価書:有機フッ素化合物(PFAS)」(以下、「評価書」)を公表し、PFOS、PFOA について「耐容一日摂取量(TDI)」(人が生涯にわたり毎日身体に取り込んでも健康への影響がないと推定される値)を各20ng/kg 体重/日と設定しました。これは米国と比べて200〜666 倍大きい値です。

 環境省はこのTDIをもとに、PFASの水質基準を「PFOSとPFOAの合計50ng/L」とする方針を示し、意見募集(パブリックコメント)を開始しました(2月26日から3月27日まで)。 https://www.env.go.jp/press/press_04505.html

 この「PFOS とPFOA の合計50ng/L」は、これまでの暫定目標値と同じ値ですが、暫定目標値は、米国環境保護庁(EPA)の2016年の健康勧告値をもとに算出されました。そのEPA は2024年に新たな規制値を設け、PFOSとPFOAをそれぞれ4ng/L としています。

 そこで私たちは、今回の水質基準のもととなったリスク評価のプロセスや判断根拠の科学的合理性について検証をおこないました。その結果、深刻な問題が明らかとなりました。

 下記のとおり、検証レポートを公表する記者会見を行います。当日は論文の検証にあたって助言をいただいた専門家も同席されます。ぜひ取材をいただけると幸いです。

■日 時 2025年 3月 3日(月)12:00〜
■場 所 衆議院第二議員会館第一会議室(地下1階)
※衆議院第二議員会館ロビーで、11時40分から通行証を配布します。
◆下記からZoom 参加も用意しますが、会場等の都合で接続に不具合が生じる可能性があります。 その場合はご容赦ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/E9uduUcBR2u1J7at3ker1A
■出席者 寺田良一(明治大学名誉教授、高木基金理事・同PFAS プロジェクト代表)
高橋雅恵(高木基金PFAS プロジェクト事務局長)
中下裕子(弁護士、高木基金PFAS プロジェクト)

同プロジェクトアドバイザー
遠山千春(東京大学名誉教授)
原田浩二(京都大学大学院医学研究科准教授)
◇問い合わせ 高木基金PFASプロジェクト事務局 pfasinfo@takagifund.sakura.ne.jp
TEL:03-6709-8083 FAX:03-5539-4961  


※ 「高木基金PFASプロジェクト」は,木基金が2024年に開催した公開フォーラム「広がるPFAS汚染 私たちにできることは何か」に登壇したメンバーが中心となり、高木基金の支援事業として、2025年1月に発足した任意団体です。寺田良一(明治大学名誉教授・高木基金理事)が代表を務め、高木基金の事務所をプロジェクトの連絡先としています。
PFAS汚染の実態把握に関する情報収集と市民への発信、浄化対策を講ずるための政策提言などを目的として活動していきます。




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