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中国の電気電子機器廃棄物(E-waste)リサイクルにおける効果的なシステム構築:コミュニティにおける実践的調査



グループ名
代表者氏名 頼 雲さん【中国】 さん
URL
助成金額 50万円

E-wasteの中で遊ぶ子ども

広州省でのE-wasteに関する市民フォーラム

研究の概要


1980年代後半〜90年代前半以降、中国では海外からの違法貿易による電気電子機器廃棄物(E-waste)の有害化学物質や重金属汚染問題が深刻化したが、現在では、国内で使用されたE-wasteが増加している。UNDPの調査では、中国や南アフリカでE-wasteが2020年に2007年比で200〜400%増加するとされている。中国政府はE-wasteのリサイクル制度および処理施設を導入しているが、効率的に運用されておらず、大半が正式ルート以外に流れているのが現状である。さらに中国政府はリサイクル制度および生産者や輸入者などの責任を強化した「廃棄電器電子製品回収処理管理条例(WEEE)」を2009年5月に公布し、2011年1月に施行したが、一般には周知されておらず、広州でのアンケート調査でも80%の人が「WEEEについて聞いたことがなく、E-wasteの処理方法も知らない」と答えている。国民が参加するE-wasteの効果的なリサイクル制度の構築は急務である。 本調査では、北京と広州においてコミュニティ・ベースでのE-wasteリサイクル制度の構築における実践的調査を通じてモデル形成を行い、中国の現状のシステムの問題点などを明らかにし、関係当局に改善を求める。調査実施期間は2011年1月〜12月。

中間報告


結果・成果


その他/備考


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