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石油・化学・石油化学投資地域の候補地:タミル・ナドゥ州カダルール及びナーガッパッティナム県の沿岸・マングローブ・農場エリアの社会環境ベースラインマップ作成のためのコミュニティによる取り組み



グループ名 The Other Media/コミュニティ環境モニタリング
代表者氏名 シュウエタ・ナラヤン さん
URL
助成金額 40万円

カダルールの海岸

研究の概要


 インド政府が2007年に発表した「石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR)」設置政策によって、タミル・ナドゥ州カダルール及びナーガッパッティナム県の沿岸地域(約270平方キロメートル)は候補地の一つに選ばれました。一帯はマングローブや灌漑地、史跡、砂浜、湿地、河口などが広がる土地ですが、政府は不毛の地であり耕作に適していないなどと、その価値を過小評価しています。また事業者は、環境社会に関する基礎情報(ベースライン)が不正確な環境影響評価(EIA)を準備しています。  本調査研究では、候補地内の2 地区で、土地を過小評価した政府の定義や事業者の不正確なEIA に対抗する「コミュニティマップ」を作成します。本調査を通じて、地域住民が(1)地元の地理とその関連性について正確に理解し、(2)地域に浮上する破壊的で環境と両立しない開発プロジェクトに立ち向かい、(3)地域の天然資源や人材に適した産業・開発を提案し、(4)政府・企業や専門家が示す地元の地理を批判することを支援します。また、同じ問題を抱える他の地域でも同様の支援ができるよう、環境社会ベースラインのマッピング実施のためのツールキットを作成します。

中間報告


結果・成果


その他/備考


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