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フィリピンにおける、地域の若者会議によるマングローブ林の監視と再生事業



グループ名
代表者氏名 Glenn Fernandez さん
URL
助成金額 4000USD=約40万円

若者メンバーによるプロジェクト会議風景

調査地のマングローブ林

研究の概要

2018年9月の助成申込書より
フィリピンは津波が起きやすい地形でありながら、防潮堤のようなインフラを持たず、マングローブ林が津波や高潮による被害の緩和に大きな役割を果たしてくれます。マングローブ林は、波の力を緩和し、土壌を安定化させ、内陸部まで波の影響が及ぶのを防いでくれますが、近年、急激な都市化、沿岸の商業開発によりマングローブ林は減少し、1918年当時、50万ヘクタールあったマングローブ林は、現在、25万ヘクタールほどまで半減しています。なお、その大部分は二次生長によるものであり、原生のものではありません。
今回の調査対象地であるミンダナオ島パガディアン市は1976年に起きたフィリピン史上最大と言われる地震の津波による大きな被害が出た地域で、には54の村のうち、12の村が沿岸地域に位置しています。フィリピンの住民自治組織(バランガイ)には若者会議があり、今回の調査は、このメンバーに市民科学者として参加を呼びかけます。
本プロジェクトでは、まず、個々のバンガライに残るマングローブ林の状況を調べ(データ収集にはモバイル技術を利用。アプリ開発はマニラのITスクールに依頼し、グーグルアプリでもダウンロード可能にする。)、続いて、マングローブ林の再生に取り組みます。これまで様々な方法で再植林が行われてきましたが、失敗例が数多く報告され、何百万ドルも費用をかけながら定着率は10~20%という調査結果もあり、状況を調査し、専門家の助言や文献調査を元に、適切な植物種と適切な場所を選ぶ検討をしていきます。
これらを若者会議のメンバーを中心に進め、地域住民にもマングローブ林の保全の重要性を伝え、共に再生事業に参加するよう働きかけていきます。このプロジェクトにより、若者含む地域住民が、災害リスク軽減にどう参加し、リーダーシップを発揮していくかを考える一助となり、フィリピンの別の地域にも役立つものと考えます。結果は地域行政機関や、国とも共有していきます。

中間報告


結果・成果


その他/備考


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