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第21期(2022年度)助成
「公開プレゼンテーション」を開催します

開催概要 / タイムテーブル

当日発表資料(PDF96ページ)をこちらにアップしました。

 高木基金は、生涯をかけて、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学」を志す個人・グループの調査研究活動を助成しています。

 第21期(2022年度)の国内枠調査研究助成の最終選考の一環として、7月30日(土)に「公開プレゼンテーション」を行います。
 当日は、高木基金の役員や支援者、さらに一般の方にも参加していただく中で、書類審査を通過した14件の応募者に、調査研究のねらいや実施計画を説明していただき、その発表に対しての質疑応答を行います。最終的な助成先は、高木基金の理事会で決定しますが、公開プレゼンテーションでの発表および質疑応答が、最終選考の重要なポイントとなります。

 高木基金は、設立以来、公開プレゼンテーションにおける開かれた意見交換を大切にしてきました。一昨年は、新型コロナウィルス感染拡大のため、公開プレゼンテーションを直前に中止することとなりましたが、昨年は、オンラインにて開催致しました。今年は、感染症対策を講じた上で、オンラインと会場での発表・参加を併用し、質疑応答を行いたいと考えています。(なお、当日までの感染状況を注視した上で、会場での参加人数の制限などを行う場合もありますので、その点はご容赦ください。)

 高木基金の助成の財源は、一般の市民からの会費・寄付に支えられています。「市民科学」にふさわしい研究を、市民が選び、応援していくための場として、多くの方にご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。

開催概要 / タイムテーブル

公開プレゼンテーションの開催概要

■日 時 2022年7月30日(土) 10:00〜18:30頃
■会 場 水道橋・東京学院ビル3F教室(東京都千代田区神田三崎町3-6-15)
https://www.kaigishitsu.co.jp/access/ JR水道橋駅西口から徒歩約3分)
(3階の会場までエレベーターはありません)
■内 容 調査研究助成書類選考通過の14件について、応募者による調査研究計画の発表と
質疑応答
■参加方法 会場での参加もオンライン(Zoom)での参加も可能です。
いずれに場合も、参加ご希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください。

会場参加の人数は、発表者および高木基金の役員・事務局以外に20名程度を想定
しております。ただし、新型コロナウイルスの感染状況によっては、さらに人数
を制限する場合もあることをご了承ください。
■参加費 無料(よろしければご寄付をお願いいたします。)
■その他 会場参加、オンライン参加とも、途中参加・途中退出が可能です。
関心をお持ちの応募についての時間帯だけ参加するかたちでも問題ありません。
なお、公開プレゼンテーションは選考の一環として行うものであり、録画を後日、
公開することは予定していません。
また、発表・質疑応答の録画・画像の保存などはご遠慮ください。

タイムテーブル

グループ名・氏名をクリックすると調査研究の概要が表示されます。

10:00開会・趣旨説明
10:15 調査研究計画の発表 午前の部
 
◆ 原子力資料情報室/高野 聡さん
『NUMOによる文献調査と対話の場の問題点とそれに抵抗する
寿都町を中心とした北海道民の住民運動に関する研究』
応募金額
50万円
 
◆ 西舘 崇さん
『使用済核燃料の中間貯蔵施を巡るむつ市政20年の展開と
住民運動についての研究』

47万円
 
◆ あびらの自然を守る会/内藤 圭子さん
『北海道庁が許可した産業廃棄物処分場計画の許可プロセスの見直しと
地域環境リスク評価に関する調査研究』

50万円
 
◆ 山室 真澄さん
『水道水のネオニコチノイド濃度の全国調査』

100万円
12:10 <昼食休憩>
13:10 調査研究計画の発表 午後の部(1)
 
◆ 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)/青木 一政さん
『福島原発事故による放射能汚染地域に住む住民の
尿検査による内部被ばく実態調査』

50万円
 
◆ たまあじさいの会/古澤 省吾さん
『田村バイオマス発電所の稼働開始による周辺への
放射性物質汚染の計測とその記録結果の拡散』

50万円
 
◆ 千葉 茂樹さん
『福島第一原発事故による放射性物質の汚染
−生活圏の汚染の調査と記録−』

84万円
 
◆ 木質バイオマス発電チェック市民会議/川端 眞由美さん
『長野県東信地域の放射能汚染木燃焼による環境汚染を監視する』

20万円
15:05 <休憩>
15:15 調査研究計画の発表 午後の部(2)
 
◆ 森里海を結ぶフォーラム/田中 克さん
『絶滅危惧種ニホンウナギと共生する地域社会を拓く水生生物調査』

100万円
 
◆ R.I.La/伊藤 教行さん *
『多摩川源流域におけるマイクロプラスチック汚染調査』

88万円
 
◆ いわき放射能市民測定室たらちね/鈴木 薫さん
『たらちね海洋調査〜東京電力福島第一原発周辺海域における
海水のトリチウム濃度の測定と記録〜 (2)』

50万円
16:45 <休憩>
16:55 調査研究計画の発表 午後の部(3)
 
◆ JVC南スーダンチーム/今井 高樹さん
『南スーダンの石油施設による汚染の住民影響調査』

50万円
 
◆ 沖縄京都PFAS 研究グループ/徳田 安春さん
『沖縄県の人々における血中の残留性有機汚染物質(PFAS)濃度と
SARS-CoV2 ワクチン中和抗体価との負の関連』

100万円
 
◆ 外環振動・低周波音調査会/上田 昌文さん
『外環道大深度工事で発生した振動・騒音・低周波音による
被害の実態把握とそれへの対策に関する調査』

50万円
18:20事務局長挨拶
18:30閉会

  * 代表者の尾崎 美佐子さんにかわって伊藤 教行さんが発表します。

  ※やむを得ない事情により、発表者や発表時間帯が変更になる場合もあります。

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