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避難区域の人々の生活環境の変化と意識調査、六ヶ所村民・青森県民の意識調査



グループ名 六ヶ所みらい映画プロジェクト 2011年度緊急助成の中間報告会配付資料[PDF]
2011年度緊急助成の中間報告会配付資料[PDF]
代表者氏名 島田 恵 さん
URL http://rokkashomirai.com/
助成金額 30万円

研究の概要


 福島原発事故の社会的影響を調査、取材、研究し、科学的根拠と数字データによって裏付けし、それらを映像によって広く明らかにすることがこの調査研究の狙いである。とりわけ避難を余儀なくされた人々、放射能に脅かされる生活を強いられている人々、土地と密接に結びつく農業、酪農に携わる人々の生業の変化、家族共同体、地域共同体の変容、人々の心や意識にどう影響を与えたのか、を明らかにしたい。  また、青森県下北半島には、六ヶ所村に再処理工場や放射性廃棄物貯蔵施設、東通原発、むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設、建設中の大間原発など、多くの原子力施設が立地、または建設されている。青森県やこれらの施設を抱える地元の人々の意識は、福島原発事故の後、どう変化したか。その結果、原子力行政や原子力施設の建設にどう影響を与えたか、また今後どんな影響を与えるかを調査、研究し、明らかにする。  こうした調査研究の成果は、映像という媒体によって一般に広く伝える。映像表現により、調査、研究の成果を広く一般市民に伝えることができ、かつ後世に伝える役目を果たすものと期待される。

中間報告

中間報告より
【調査研究の経過】 3月 東日本震災後、被害を受けた青森県南部、岩手県北部の調査、取材、撮影。 4月 青森反核燃の日取材、撮影。福島県飯館村、南相馬市、川内村、いわき市、三春町などの農家、肉牛、障害を持つ人や高齢者の人たち、20 キロ圏周辺の調査、取材、撮影。 5月 六ヶ所村チューリップ祭り、村民インタビュー、田植えなど取材、撮影。大間原発反対集会取材。 6月 青森県弘前市の「放射能から子どもを守る母親の会」250 回目デモ取材。 7月 福島のお母さん、子供たち取材、撮影。 8月 福島のお盆や変わってしまった夏の風景の撮影。子供たちの政府交渉取材。下北原子力半島撮影。 9月 福島のお母さんと子供たち撮影。脱原発1000 万人アクション関連の取材、撮影。 【現在までの成果と今後の展望など】  まだ断片的ではありますが、これまで福島と青森の多くの方の取材をすることができました。また、多くの貴重なテーマを見つけることができました。これを今後どのようにつなげ深めていくか、映画としてどのように編集をしていくかが今後の課題です。

結果・成果

その他/備考


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