この公開プレゼンテーションは、2010年3月7日に、約70名の参加で開催されました。 |
みなさまには、高木基金の活動にご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。おかげさまで、今年度も順調に第9回目の助成公募をすすめて参りました。
今回の募集では、国内向けの調査研究助成枠(予算650万円)に42件(応募額合計3,251万円)の応募があり、先頃行われた選考委員会で、この内の17件(同1,481万円)が書類選考を通過しました。詳細は別表をご覧下さい。
これを受け、最終選考の一環として、恒例の公開プレゼンテーションを開催します。
公開プレゼンテーションでは、書類選考を通過した応募者に、調査研究のねらいや具体的な実施計画などを発表していただきます。ご支援をいただいているみなさまにも、ぜひご参加いただき、応募者と顔を合わせて意見交換をする中で、「市民科学」にふさわしい助成先を選びたいと考えております。最終的な助成先、助成金額は、公開プレゼンテーションをふまえて、その後に行われる高木基金の理事会で決定いたします。
遠方の方には恐縮ですが、たくさんの方にご参加いただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■日 時:2010年3月7日(日)9:30開場 10:00開会 18:00頃閉会
■場 所:渋谷区立勤労福祉会館 第一洋室
東京都渋谷区神南1-19-8
JR山手線 渋谷駅から徒歩8分
■参加費:無料(会場でのカンパにご協力ください)
■申込み:準備の都合上、3月3日(水)までに
E-mail info@takagifund.org 又は Fax 03-3358-7064へお申し込み下さい。
■会場案内図
10:00 | 開会・趣旨説明 | |
10:10 | 調査研究計画の発表 午前の部 | |
◆
ピープルズ・プラン研究所 山口 響さん 在沖米海兵隊のグアム移転がグアムと沖縄に与える影響の研究 |
応募金額 100万円 | |
◆
中島 満さん 原子力発電所の建設に伴う関係漁村地域の対応と海の入会実態の研究 ―漁協・漁業入会集団への現地聞き取り調査をとおして |
応募金額 100万円 | |
◆
有田 ゆり子さん 非木材林産物の利用から見る地域住民の森林管理 −ラオス南部の事例を中心に− |
応募金額 100万円 | |
◆
グリーン・アクション アイリーン・美緒子・スミスさん ※1 原子力は温暖化対策にならない むしろ新規原子力は温暖化を悪化させる |
応募金額 100万円 | |
12:00 | 昼食休憩(60分) | |
13:00 | 調査研究計画の発表 午後の部・前半 | |
◆
NPO法人チェルノブイリ救援・中部 小牧 崇さん 菜種栽培による放射能汚染土壌の浄化と汚染地帯での農業の可能性 |
応募金額 100万円 | |
◆
夕張のメロンと夕張川の水を守る市民ネットワーク 清野 宣昭さん 安定型処分場に依存しない農業用塩ビフィルムのリサイクル等資源化活用システムの構築に関する研究 |
応募金額 100万円 | |
◆
長崎環境放射能測定グループ 早瀬 利博さん ※2 閉鎖性海域に於ける環境放射能の測定と環境要因の分析 |
応募金額 100万円 | |
◆
原発老朽化問題研究会 伴 英幸さん 美浜1号炉の高経年化技術評価報告書の批判的検討 |
応募金額 100万円 | |
◆
六ヶ所再処理工場放出放射能測定プロジェクト 古川 路明さん 六ケ所再処理工場からの放射能放出に関する調査研究 |
応募金額 100万円 | |
15:25 | <休憩> | |
15:35 | 調査研究計画の発表 午後の部・後半 | |
◆
長島の自然を守る会 高島 美登里さん 埋め立ての危機に瀕する上関原発予定地の生物多様性の立証 |
応募金額 100万円 | |
◆
北限のジュゴンを見守る会 鈴木 雅子さん 草の根市民による沖縄のジュゴン保護活動の構築 |
応募金額 85.6万円 | |
◆
埼玉西部・土と水と空気を守る会 北浦 恵美さん ※3 産業廃棄物中間処理施設周辺環境影響調査 |
応募金額 95万円 | |
◆
たまあじさいの会 中西 四七生さん ※3 日の出町ゴミ焼却灰のエコセメント化工場の環境影響調査 |
応募金額 100万円 | |
◆
化学物質による大気汚染から健康を守る会(VOC研) 津谷 裕子さん ※3 建築材料等のVOC汚染による健康影響の総合調査 |
応募金額 100万円 | |
18:00頃 | 閉会 | |
※1 アイリーン・美緒子・スミスさんは都合で参加できないため、ビデオでの発表を 予定しています。 ※2 早瀬利博さんも都合で参加できないため、資料を事務局が代読する予定です。 ※3 発表者がグループの代表者とは異なります。 |