高木基金について助成応募の方法これまでの助成研究・研修高木基金の取り組みご支援のお願い

高木基金の取り組み

トップページ > 高木基金の取り組み > 活動報告 > 2017年度助成の「公開プレゼンテーション」

第16期(2017年度)助成の
「公開プレゼンテーション」を開催しました。

 2017年度国内枠助成の「公開プレゼンテーション」を開催しました。
 当日は80名の方々にご参加いただきました。
 ご来場いただいた皆様、ご発表いただいた皆様に、あらためて御礼申し上げます。


(当日の会場の様子)

開催概要 / タイムテーブル

 高木基金は、生涯をかけて、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学」を志す個人・グルー プの調査研究活動を助成しています。

 2017年度の国内枠調査研究助成の最終選考の一環として、3月19日(日)に公開プレゼンテーションを行います。

 当日は、書類審査を通過した応募者に調査研究のねらいや実施計画を説明していただき、その発表に対して高木基金の会員や役員、さらに一般の方からの 質問や意見を受けつけます。最終的な助成先は、高木基金の理事会で決定しますが、公開プレゼンテーションでの発表および質疑応答が最終選考の重要なポイントとな ります。

 高木基金の助成の財源は、市民からの会費・寄付に支えられています。選考の過程でも、一般に開かれた場での意見交換を通じて、「市民科学」にふさわ しい研究を、市民が選び、応援していくことを目指していますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

 なお、今回の公開プレゼンテーションでは、調査研究助成の書類選考通過者17人・グループに発表して頂きます。書類選考通過者の詳細は別表をご覧下さい。

公開プレゼンテーションの開催概要

■日 時 2017年3月19日(日) 9:30〜18:30頃
■場 所 YMCAアジア青少年センター 国際ホール
  〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5
  JR水道橋駅(東口)から徒歩約10分
  JR御茶ノ水駅(お茶の水橋口)、地下鉄神保町駅(A5出口)から
  それぞれ徒歩約15分
■参加費 無料(会場でのカンパにご協力ください)
■申込み 準備の都合上、3月16日(木)までに E-mail info@takagifund.org 又は
Fax 03-3358-7064へお申し込み頂けると助かります。
(当日参加も可能です)
■会場案内図
      

タイムテーブル

グループ名・氏名をクリックすると調査研究の概要が表示されます。


9:00開場
9:30開会・趣旨説明
9:40 調査研究計画の発表 午前の部
◆ 新外交イニシアティブ/猿田佐世さん・西原和俊さん
『米国政府・政界・学界等における原子力エネルギー政策の検証
 :連携の可能性を求めて』
応募金額
50万円
◆ 熱帯林行動ネットワーク/川上豊幸さん
『再生可能エネルギーとしてのパーム油利用問題に関する
 調査研究』
 
100万円
◆ モザンビーク開発を考える市民グループ/津山直子さん *1
『アフリカ小農主体の開発・援助に関する調査研究
 〜日本社会に向けた提言』
 
70万円
◆ 霞ヶ浦漁業研究会/浜田篤信さん
『霞ヶ浦導水事業の生物多様性影響評価研究』

93万円
◆ 駒ヶ根の環境を守る会/岸真結子さん
『放射性廃棄物の拡散防止のために地方自治の果たす可能性
 に関する調査研究』

50万円
◆ 永野いつ香さん
『水俣市茂道の歴史的形成過程と水俣病発生前後の住民
 の生活』

25万円
12:25 <昼食休憩>
13:25 調査研究計画の発表 午後の部(その1)
◆ 被ばく労働を考えるネットワーク
          /渡辺美紀子さん・なすびさん

『原発労働者の労働安全・補償制度と被曝労働災害の実態に
 関する国際調査』

100万円
◆ 乳歯保存ネットワーク/松井英介さん
『個人の被曝量を特定できるストロンチウム90の測定法の確立
 および乳歯保存・測定のためのラボ建設の計画と調査』

100万円
◆ Annakaひだまりマルシェ/神戸るみさん
『群馬県における汚染状況重点調査地域を中心とした放射性
 物質の健康への影響に関する調査研究』

100万円
◆ 伊藤延由さん
『身の回りの放射能汚染測定を通して福島県飯舘村に居住する
 ことの意味を考える』

60万円
◆ ふくいち周辺環境放射線モニタリング・プロジェクト                     /中村 順さん *2
『福島県南相馬市を中心とした空間および土壌の放射線測定』

100万円
◆ みんなのデータサイト/石丸偉丈さん
『土壌および食品の放射能汚染データベースの解析と活用』

100万円
16:00 <休憩>
16:15 調査研究計画の発表 午後の部(その2)
◆ 行動する市民科学者の会・北海道/斉藤海三郎さん
『北海道の原発と地層処分問題の科学的検討』

45万円
◆ 岩内原発問題研究会/佐藤英行さん *3
『北海道における旧炭鉱の「ズリ山」の放射能汚染について』

100万円
◆ 諫早湾アオコ研究チーム/高橋 徹さん
『諫早湾調整池から有明海に排出されたアオコ毒ミクロシスチン
 の残留、蓄積、分解と水生生物への移行』

50万円
◆ 貝類多様性研究所・泡瀬干潟を守る連絡会/山下博由さん
『沖縄県沖縄市泡瀬干潟の埋立工事に伴う干潟環境・生物相
 変化の研究』

58万円
◆ 原子力規制を監視する市民の会/阪上 武さん
『原子力規制行政の監視・検証』

50万円
18:25閉会挨拶
18:30閉会

 *1 代表者の大林 稔さんに代わって津山直子さんが発表します。
 *2 代表者の満田 正さんに代わって中村 順さんが発表します。
 *3 代表者の斉藤武一さんに代わって佐藤英行さんが発表します。

  ※その他、やむを得ない事情により、発表者や発表時間帯が変更になる場合もあります。

HOME | 助成応募の方法 | これまでの助成研究・研修 | 高木基金の取り組み | ご支援のお願い | 高木基金について
ENGLISH  | サイトマップ | お問い合わせ 個人情報の取り扱い