高木基金の特別事業である原子力市民委員会は、2011年3月の福島原発事故を受けて、脱原発社会を本気で実現するための調査分析、政策提言および公論形成を行う「市民シンクタンク」を目指して、市民グループや自然・社会・人文科学にわたる幅広い科学者・技術者・弁護士などの参加により、2013年4月15日に設立されました。
福島原発事故により、私たちは日常的な生活空間や食品などの放射能汚染と長期にわたって向き合わざるを得なくなりました。高木基金は、2012年3月から、各地で立ち上がった市民放射能測定所の支援事業に取り組んできました。この放射能測定支援事業について、わかりやすくまとめたブックレットができあがりました。